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製品案内 山伏

コンセプト

「山伏」はベルギービールにインスパイアされつつも、日本オリジナルな味を追求するプロジェクトです。
"自分たちが飲みたいビール"という点では同じですが、どちらかというとホップの主張の強い「志賀高原ビール」とは異なり、よりドライで、ワイン的な味わいになっています。

玉村本店のポリシーは「最良の食中酒を目指す」ことです。 それを目指すために、ホップの苦味ではないもう一つのアプローチで、「この地ならではのビール」を目指しています。

 

ビール大国ベルギーでは、地域ごとや醸造所ごとの多様性が豊かです。ファームハウスエールとよばれる農家が農閑期につくったビールや、ランビックとよばれる自然醗酵で非常に酸味の強いもの、トラピストビールといわれる修道院の中でつくられるビールなど、味も作り方も異なるビールがたくさんあります。このベルギービールの多様性に強く影響を受け、自分たちなりの解釈で始めたのがこの「山伏」シリーズです。

玉村本店のある志賀高原の麓は、昔から山と密接に暮らしてきており、農業や酒づくりに際しても様々な恵みを受けてきています。そのため山への感謝や信仰は根強いものがあり、「ベルギーが修道僧なら、俺たちは山伏だ」と考え、ネーミングしました。

山深いこの志賀高原の地で、修道僧にも負けない、この地ならではのビールを目指しています。

こだわり

この地ならではのビール

 

自然豊かな「この地だからこそできる味」を目指し、日本酒に使用している自家栽培米や、自分たちの畑で無肥料無農薬で育て、一粒一粒手摘みしたブルーベリーやラズベリー、ホップなどを用いています。自分たちではつくっていないものであっても、できる限り地域の方や、直接の繋がりのある原料をつかっています。

瓶内発酵・熟成による複雑な味わい

 

木樽熟成山伏を含む山伏シリーズでは一貫して、瓶内で二次醗酵を行うボトルコンディションという手法を採用しています。 これはタンクでの最初の醗酵を終えたビールに新しい酵母と少量の糖を加えて瓶詰めし、再び酵母が活動する温度に保たれた部屋で数週間熟成させる手法です。 この間に、酵母が瓶内で醗酵し、炭酸ガスがつくられ、その後、ボトルは再度低温での熟成を経て出荷出来る状態となります。

非常に手間のかかる方法でもあるのですが、ボトルの中で生きた酵母が活動することで、味に複雑さが加わると同時に、その後の熟成でのビールの変化が楽しめます。ベルギーやイギリスのビールなどでは一般的な手法であり、玉村本店でもこれを採用しています。

山伏ができるまで

木樽熟成山伏

山伏のなかでも「木樽熟成山伏」シリーズは、主発酵終了後にワイン樽やウイスキー樽に移し、野生酵母とよばれる様々な種の微生物を添加することで、数年かけて再度発酵・熟成させます。

複数の微生物が作り出す味わいはさらに複雑で、他にはない仕上がりになっています。

木樽熟成山伏の紹介ページはこちら

製品一覧(木樽熟成山伏はこちら)

※売り切れの商品も並んでおりますが、ご了承ください。

山伏

 

限定版山伏

 
  • 自社栽培の ブルーベリーとラズベリーを使用
    Style:Fruits Saison Alc:5.5%
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  • Brettanomycesという酵母を加え 醗酵後、ドライホップ
    Style:Brett Saison Alc:6.0%
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  • 英国原産の 青リンゴ“ブラムリー“ を贅沢に使用
    Style:Fruits Saison Alc:6.5%
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  • 山伏 弐/saison noirに 自社栽培ブルーベリーを浸漬
    Style:Fruits Saison Alc:7.5%
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  • 2012年志賀高原ビール500回めの 仕込みを記念してリリースした#500 の復刻版
    Style:Saison Abv:9.0%
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  • 自分たちで収穫した無農薬・ 無肥料の杏を浸漬
    Style:Fruits Saison Alc:6.0%
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